広島城天守閣も見納め?体力を温存する広島市日帰り旅行

突然ですが広島へ行ってきました。

サイコロの出目で行先が決まるという『サイコロきっぷ』なるものがJR西日本から抽選販売されていたのですが、私の出目は城崎温泉、弟の出目は広島・呉という結果に。
しかし弟が「広島より温泉行きたい」と言ってきたため行先の交換成立。やったぜ。

夏に好酸球性腸炎という珍しい病を患ってしまって、急に腹痛がひどくなった場合に城崎温泉だと緊急避難できず人としての尊厳を失いかねないので、泣く泣く城崎温泉行きの権利を捨てるつもりでしたが交換出来て良かったです。

広島なら新大阪から新幹線で片道80分程度ですぐ着くし、広島市内中心部ならコンビニや商業施設はいくらでもあるので急な腹痛も安心。最悪、体調の急変で帰れなくなっても城崎温泉よりは安く泊まれるので…。
そんなわけで病み上がり(回復傾向だが寛解してはいない)でサクッと広島へ行くことになったのです。

体力を温存する広島旅行

広島市は今回で21回目の訪問になるのですが、今回はとことん疲れないプランで行きます。
軽く散策して、快活で休憩して、オキニの居酒屋へ行く。う~ん、楽。
切符は呉まで有効なんですが呉まで行かずに広島駅で下車します。呉市民すまねえ。

新大阪駅構内で居酒屋の大将に渡すお土産を買って新幹線に乗り込めー
座席がグリーンでなくても2列+2列で幅広な『さくら』か『みずほ』が良かったのですが、わりと直前の予約になってしまい空きがなかったので、のぞみで行きます。

新大阪駅 ホーム

〇新大阪 9:41発 のぞみ9号 博多行き

広島駅 駅名標

11:03 広島駅
広島よ、私は帰ってきた!

広島駅から歩いて縮景園へ

広島駅に到着したらまずお昼ごはんにしようと思って駅直結のekie広島に入ったのですが、飲食店フロアにはすでに結構なお客さんがいたので食事のことは一旦忘れることに。
とりあえずコインロッカーにお土産を預けて縮景園へ。
路面電車(広電)で縮景園へ行こうとすると八丁堀での乗換が必要で地味に面倒なため、これ歩いたほうが早くね?ということで歩いていきます。
駅から900mくらいテクテク。

縮景園

雲一つない快晴の中、縮景園へいざ入園。
広島城を無断改修して改易になった福島正則の代わりに入封した浅野長晟が1620年から築成した庭園で、文字通り海や山の色をギュっとめた庭というコンセプトになっています。

縮景園
縮景園の鯉

前に来た時は有料で鯉に餌やりできましたが、外国人観光客が増えたからかできないようになっていました。
餌を投げ入れた瞬間、バシャバシャと大量の鯉が群がってくるのが面白かった。(小並感)

縮景園と街並み

市の中心部にある庭園なので、見る方向によっては周囲のビルが目立ったり。
これはこれで…。

閉館される前に行っておきたい広島城天守閣

お次は縮景園から西にちょっと歩いたところにある広島城へ行きます。
天守閣が老朽化と耐震性の問題から2025年度後半に閉館するみたいなので、閉館になるまでにもう一度行かねばと。
あと…位置情報ゲーム『信長の野望 出陣』をプレイしていて、広島城を訪れると武将・福島正則がゲットできるというのもありまして…。

広島護国神社の鳥居

広島護国神社の鳥居をくぐって天守閣へ。

広島城
広島城天守閣

いざ中へ。
閉館前最後の入場になるかもしれないのでじっくり見て回ろう。

広島城のゆるキャラ しろうニャ

しばらく来ないうちにゆるキャラが誕生していました。
しろうニャさんだって。

広島城天守閣からの眺め

良い天気☆
意外と外国人観光客が多くていまいちじっくり見て回れなかったのですが、『信長の野望 出陣』を始めたのもあって前回来た時よりは見られたと思います。
例えば毛利輝元の書状だと前回訪れた時は「そう…(関心薄)」って感じでしたが、今回は「おお、あの輝元の!」くらい興味を持って見ていました。

天守閣内部を一通り見た後は広島護国神社と二の丸へ。
また改めて訪れると思うので、今回は紹介を割愛。

広島城二の丸多門櫓

来た道をただ戻るのもつまらんので、城から北上して新白島駅から広島駅へ戻ります。

アストラムライン 新白島駅

人によってはおぞましさを感じるアストラムラインの方ではなく…

JR新白島駅 駅舎

JRの方で。
1駅で広島駅に帰還。
コインロッカーに入れてたお土産を回収して、

広電広島駅

広電で移動。
また江波行きかぁ…。
広島駅で江波行きに乗ることになる率が高い。

八丁堀で下車して近くの快活で休憩。

京ばあむ

結局昼ごはん食べてなくて腹減った。
居酒屋は16時開店なので今からどこかへ食べにいくのも微妙な時間。
この後渡すお土産を一つくらい、食べてもバレへんか…(バレる)

広島に来たら行かねばならぬ居酒屋

時は来た───

予約していた時間が近づいてきたので居酒屋へ向かいます。

和四季酒肴処 たいし

『和四季酒肴処 たいし』です。実に1年半ぶり…。
7年くらい前に訪れてから広島旅行の際は毎回訪れております。
かつて繁華街・流川の狭い路地で営業していて知る人ぞ知る名店って感じがあって好きでしたが、建物の老朽化によりこちらへ移転しました。
『とおかさん(圓隆寺)』のすぐ横だし、ここなら初見さんも分かりやすいわね。
移転祝いというほどのものでもないですが、そのための新大阪でのお土産購入でした。

和四季酒肴処 たいしの刺し盛り

それでは、広島の酒と刺し盛りで乾杯!
エビの後ろの白いやつが穴子の刺身です。
穴子の刺身はこのお店の名物で単品での注文も可能。
初めて訪れた際に人生初の穴子の刺身を食べて衝撃を受けたんだよなぁ(しみじみ)

長引いた体調不良で飲みたい気分にならず5月に岡山で飲んで以来、5ヵ月ほど飲んでなかった日本酒!
感極まって泣きそうになります。
広島の酒はやはり美味い。

和四季酒肴処 たいしのなめろうと鰯の南蛮漬け

なめろうと小鰯の南蛮漬け。
なめろうは毎回注文しているのですが、前回から小鰯の南蛮漬けもレギュラー入りしました。
小学校の給食でゲロマズな南蛮漬けを食べてから長きにわたり忌避していたのですが、前回訪問時にお通しで南蛮漬けを出されて渋々食べてみたらめっちゃ美味くて。

店に入る前は病み上がりで酒もあまり飲めないだろうし今回はめっちゃ安くなるんじゃね?と思っていましたが、いざ飲み始めると五臓六腑がもう喜んじゃってなんやかんやで結構な量を飲み食いして12,000円を超えてました。
(※居酒屋をハシゴせず1軒で済ませがちな私の場合どこへ行っても食べログ等に書いてある平均予算の2~4倍くらいの飲食をしてしまうので、決してここが高いというわけではありません。)

県外から来られる方も多く成り行きで話しをすることもあるのですが、今回はたまたま同じく大阪から来ていた方がいて広島にいながら大阪トークが弾む弾む。ええ店の情報仕入れたぜ。

あ、ちなみにこちらのお店は基本的に予約は必須だと思った方が良いです。(不定休と無予約で過去2敗)

広島県広島市中区流川町7-15 むぎくらビル 1F

飲酒直後の運動

16時から飲み始めて帰りの新幹線に乗るまでの時間は結構長めに確保したつもりでしたが思った以上に飲み食いしてしまい、また、調理に時間のかかる牡蠣の天ぷら(美味しい)を最後に注文してしまったので店を出たのが19:30
長くても2時間くらいと思ったら3時間半も滞在していた。

予約した新幹線は19:52発で、店から駅までは1.8km…Google Mapによると徒歩25分…。
やべぇ!!
広電に乗るにも最寄りの電停まで600mあって電車待ちや信号待ちでどれだけ時間がかかるか読めないので、早歩き~小走りで駅へ向かうことに。
体力温存できなかったねぇ…。

なんとか発車時刻までに駅のホームに到着。
5分遅れてました。(さらに遅れて10分遅れに)

〇広島 20:02(19:52)発 さくら570号 新大阪行き 10分遅れ
帰りはさくらにしたので快適!

21:30頃 新大阪に到着 チカレタ…

米沢牛すきやきと鮭はらこめし

広島でシメに汁なし担々麺かラーメンを食べに行く時間がなかったので新大阪駅新幹線改札内の売店で売れ残ってた駅弁を買って帰りました。
閉店前で半額になってたのでつい…。

ゆる~い1日にするはずが最後はバタバタしてしまいましたが、広島へ行けて良かった。
病み上がりで大丈夫かなぁと不安でしたが、全く問題なかったですね。
心配しすぎたかも。
ぼちぼち活動を再開していこうと思います。

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